2013年京都三室戸寺のツツジと宇治散策 ◆ 2013年5月12日(日) 京都三室戸寺 ◆ 大阪淀屋橋から京阪電車にゆられ、京阪中書島駅で宇治線に乗り換え、終点の宇治駅の一つ手前にある三室戸駅。 「三室戸」と書いて「みむろど」読みます。 ここには三室戸寺というお寺があります。 西国観音霊場の十番目の札所のお寺で、ツツジや紫陽花がきれいに咲くお寺としても知られています。 「GWも明け、ツツジもそろそろ終わりかなぁ。」 ちょっと見に行ってみよう! と、当日のお昼頃に突然に思いたち、カメラ片手に出かけました。 大阪淀屋橋から京阪電車で、1時間程で三室戸駅につきました。 さらに三室戸駅から三室戸寺までは歩いて15分ほど。 道々に道しるべが出ているので、初めてでも迷うこともないでしょう。 参拝料は500円。 さっそく、元気よく咲き誇るツツジを撮影しました。 入ってすぐ、山門を越えたあたり。 ツツジに混ざって石楠花(シャクナゲ)も咲いています。 本道へ続く石段。 変わったシャクナゲです。 紫シャクナゲでしょうか? こちらもきれいに咲いています。 石段から、向こうの山の斜面には、一面につつじが咲いています。 本堂でお参りし、一息つきます。 石段をくだり、石庭のほうに行ってみます。 石灯籠とシャクナゲ。 こちらは楓ですね。 種がとてもかわいいです。 小さいですが石庭があります。 石庭に咲くツツジと真っ赤な楓。 とても鮮やかです。 池のふちに咲く、これは花菖蒲(はなしょうぶ)かな?杜若(カキツバタ)かな? 背丈も低いし、花も小さいので、おそらく杜若でしょう。 新芽が赤い楓。 名前までは分かりませんが、とてもきれいです。 そういえばツツジを見に来たのでしたね。 やはり一足遅かったです。 ツツジは近くで見ると咲き終わった花も多く、遠目に見るのが一番きれいでした。 でもご安心を。 次に咲く花、紫陽花が待ち構えています。 少しずつですが、つぼみもついています。 ぽんぽんと大きな紫陽花になるのが楽しみです。 京都宇治周辺 ◆ 三室戸寺で十分に花を楽しんだ後は、少し足を伸ばして宇治まで行きます。 京阪電車の三室戸-宇治間は1分で着くほど近いので、宇治まで歩いていきました。 地図を見ながら、だいたい20分〜30分ほどです。 暑かった・・・ 宇治といえば、平等院鳳凰堂が有名ですね。 しかし、只今改装工事の真っ只中。 2014年3月頃まで改装工事で10円玉の姿を見ることができません。 今回は入り口まで行って引き返します。 宇治といっても平等院だけではありません。 沿道には宇治茶のお店が軒を連ね、お茶を焙煎する香ばしい香りがします。 そして、宇治川の付近も、きれいなスポットが多いです。 宇治川の中州では宇治川・源平・龍舟祭2013が開催されていました。 私が訪れた時には、丁度、結果発表でトロフィー授与の瞬間でした。 後に調べてみると、「源平合戦」をテーマにしたドラゴンボートの大会だったようです。 トロフィーや賞品の授与に会場が盛り上がっていました。 中州の宇治川しだれ桜。 もう散っていますが、この大きさは見事です。 中州から朝霧橋で対岸に渡ったところにある、宇治神社。 小さな神社の片隅につつじが咲いていました。 時刻は18時前、そろそろ大阪に帰ることにします。 さて、GW前後から夏頃までの宇治観光ですが、一つだけ注意することがあります。 それはトビケラです。 トビケラは蛾のような水生昆虫で、きれいな川に生息します。 渓流釣りではトビケラを釣り餌に使うこともあります。 しかし、毎年この時期になると、羽化したおびただしい数のトビケラが飛び回ります。 人に影響はありませんが、その数がすごくて、特に川沿いに多く発生しています。 虫嫌いの人はこの時期の宇治観光にはご注意ください。 トビケラって何? と思った方、トビケラの正体はこちら。 で、どれくらい発生しているのかというと、こちら。 (クリックすると画像が表示されますが、虫が苦手な方はご注意ください。) 毎年のことで宇治名物の光景ですが、川沿いはあたり一面こんな感じです。 口をあけていると飛び込んできますし、静かにしていると羽音が聞こえます・・・ゾッとしますよね。 でも、これって源氏物語の舞台、宇治川の水がきれいって事ですね。 |