2013年3月3日(日)
函館(120D) → 江差 ◆

昨日の荒天と打って変わって、この日は晴天!
絶好の旅日和です!
この日は前日と予定を入れ替えた為、江差線を巡ります。
2013年3月現在、江差線は北海道新幹線開業に合わせて廃止されるといわれています。
もしかすると、これが最後の訪問になるかもしれません。



意気揚々、6:53発の函館発江差行きに乗車します!
勘違いしそうですが、江差線は木古内から江差までの区間ではなく、函館本線と分岐する五稜郭から江差までの区間になります。



列車は函館湾沿いに木古内まで進みます。
途中、建設中の北海道新幹線の工事現場が見えてきます。



車窓からは函館湾越しに函館山が綺麗に見えます。




海沿いに木古内まで進みます。



列車は木古内に着きました。
ここでしばらく停車します。
停車中に駅の写真を撮ります。




ここ木古内には、北海道新幹線の木古内駅ができます。
2013年3月現在、駅の工事が進んでいます。



木古内は改札が跨線橋の上にある、橋上駅舎です。



駅構内には特に何もない木古内駅。
駅の外に出れば何かあるかもしれませんが、今回は大人しく外に出ず列車の中で待ちましょう。
やがて列車は発車しました。
木古内から2つめの吉堀駅を通り過ぎます。
この駅は車掌車を改造した駅舎です。



雪景色の森の中を突き進みます。



函館から64キロ地点・・・64キロ地点・・・・
湯ノ岱駅を越えてから、通り過ぎるキロポストを見ながら、64キロ地点を探します。
キロポストってのは、よく線路の脇に立ってる白い棒に、数字が書いてありますよね。アレです。
大きな棒は基点となる駅から1キロおきに、1/2と書いたものは500メートルおきに、小さいのは100メートルおきに設置してあります。
JRどこでも同じルールなので、普段通勤などで使う車窓でも見ることができますよ。
その64キロ地点なんですが、駅ではない幻の駅があるのです。
63キロ地点から、運転席後ろから、前の景色を見ます。



ついに来ました、64キロ地点!
ありました、幻の駅!



雪が積もってよく分かりませんが、天の川駅です。
ここ天の川駅ですが、駅に似せた構造物でJRの定める駅ではありません。
もちうろん列車も止まりません。



なんだこれ?



まさか駅?



完全に雪に埋まった中須田駅。
なんとか駅の入り口を確保したところです。



ホームはまだ除雪されていません。
そういえば昨日は江差線は運休、一体どれだけ雪が降ったんだ・・・



上ノ国駅を過ぎると海が見えてきます。



そして江差駅に到着しました。
終着駅にふさわしく、どっしりとした街の駅です。





江差線はここで終点です。



待合室はストーブが置かれ、すごく暖かかったです。



駅の外に出ます。
大型の観光看板と駅舎。



駅から少し行くと海が一望できる高台に出ます。



ここから見える江差の海は絶景です!



うわぁ、海、きれいだなぁ!!
パノラマ写真です。

(クリックすると大きく表示されます。)


磯釣りができそうな、いい磯!



波が高く荒れる海、でも水が澄んでいてとても綺麗です。



江差(4175D) → 宮越 ◆

江差駅の待合室に戻ると、同じく旅の途中の学生さんとお話させていただきました。
確かこの方、先ほど木古内駅にいらっしゃったような・・・いや函館からだったっけ?
お話を伺うと関東方面に行かれるご予定が、津軽海峡線の列車が運休、その為、木古内から江差間の江差線を旅されたようです
後にえきのての掲示板に遊びに来ていただいたteiboku24さんです。
同じお名前でツイッターのアカウントもお持ちのようです。

さて、江差の海を満喫した後は、函館方面に戻りますが、私の旅は駅巡り!
この後函館に戻る途中に、いろんな駅で下車してみたいと思います。
車内は、私と同じ江差線の旅人が多く、同じ列車で木古内・函館方面へ戻られます。



来るとき雪に埋まっていた、中須田駅。
除雪作業済みでした。



姿を現した中須田駅の駅舎。
除雪作業の方、本当にご苦労様でした。



中須田の駅は除雪されましたが、集落はまだ雪に埋まったまま・・・



江差を出で20分、列車は宮越駅に着きました。
たteiboku24さんとは個々でお別れ。
私一人、下車しました。



最初で最後になるかもしれない、楽しい楽しい駅めぐりの始まりです。