2013年10月5日(土)

知和 → 美作河井 → 智頭 → 鳥取 ◆

知和駅を出て、美作河井駅に着きました。
この駅も素敵な木造駅舎の駅です。



風景や駅回りの写真を撮ろうと思いましたが、雨の勢いが強くなってきました。
写真をあきらめ駅ノートを描くことにしました。

(クリックすると大きく表示されます。)


気がつくと回りはもうすっかり日も暮れ、真っ暗でした。
しとしとと雨の音だけがします。




長時間シャッターやフラッシュを使って写真を撮っていますが、本当は真っ暗です。




雨は弱まる気配を見せません。
駅舎に戻って駅ノートを楽しみます。
知和駅でも見つけた、ロリ絵師さんの作品がここにもありました。
17時20分に来て18字50分に乗車とのこと・・・
撮影だなんだかんだ含めて、このイラスト、1時間ほどで描き上げられたんですねぇ、すごいです。



やがて智頭行きの列車が到着し、智頭に向かいます。
智頭駅では、鳥取行きの列車に乗り換えますが、その隙にスーパーいなば(左)と、スーパーはくと(右)を先に通します。



特急2本を先に通し、鳥取行きの普通列車は発車しました。



景色も見えず、うとうととしているうちに終点の鳥取に到着です。



あっ、スーパーまつかぜ!
鳥取から益田を結ぶ特急列車です。

国鉄の特急まつかぜ時代は、12両編成で京都から大阪・福知山を経由し下関・博多と山陰本線を走る長距離特急でした。
12時間はかかるので食堂車もあったようです。
日本海を見ながら食堂車で優雅に食事・・・あこがれます。



キハ47。
老朽化でしょうか、いたるところに接ぎ跡があり痛々しいお姿・・・



2013年10月6日(日)

鳥取 → 餘部 ◆

翌日は、前の雨がうそのように晴れ、絶好の旅日和です!
この日は鳥取駅からいろいろ立ち寄りながら大阪に帰ります。



鳥取駅からはまず、臨時快速「山陰海岸ジオライナー」に乗車し餘部駅を目指します。
キハ126系のラッピング列車です。



社内には山陰海岸をアピールする写真や掲示が多数あります。



列車は鳥取駅を豊岡駅にむけて発車します。
ところで、鳥取の豊岡方に1つめの福部駅までは、鳥取駅から10分かかります。
その間に鳥取の市街地を一気に進むのですが、なぜこの間に駅を作らないのだろうといつも思ってしまいます。
鳥取市街の端っこにお住まいの方、不便だろなぁ・・・・
市街地を越えると、景色は一変し山に突入し、福部駅を通過します。



豊岡方面に向かい左手には鳥取砂丘の端にあたる丘陵地帯が見えます。
鳥取20世紀梨の産地です。



列車は餘部駅に着きました。
今回はこの駅で下車します。
これまで、えきのてでは何度か紹介した駅ですので、駅の説明は割愛しましょう。





駅ノートも設置されていますが、今回はコメントだけ描いてイラストは描きません。



それより今回下車した目的はコレ!
余部鉄橋 空の駅



前まで通行できなかったホーム横の旧線路が歩けます。




その線路は、旧鉄橋の上まで伸びていて、少しだけですが歩けるようになりました。



場所によっては床にガラスがはめ込まれていて、下を見ることもできます。



先端は昔の線路がそのまま残っており、左手にはきれいな海が広がります。



フェンスから下を眺めると、こんな風に見えます。
高所恐怖症の私・・・「あかんよぉ、ひぃ〜〜〜〜ってなりますわ・・・」



心拍数も上がり、手が汗ばんできましたので・・・さっと退散し今度は駅の外に出てみます。
駅からはさっき見た地面まで、山道を下ることになります。
途中鉄橋の下をくぐる箇所があるのですが、写真撮影ポイントです。




鉄橋と海が、すごくきれいに見えるのです。



名盤を見つけました。
書いてある意味はよくわかりませんが、写真に残しておくと、後々にすごい記録になるんです。



地上に降り立ちました。
芝生の感覚が何かほっとします。
余部鉄橋空の駅の案内が出ています。



40メートルもあるんですね・・・
こうやって見上げると、すごく高い・・・



残された鉄橋の一部は、休憩施設に使われています。
よく見ると枕木もそのまま使われていますね。




道の駅あまるべ。
鉄橋の真下にあり、名産品や産直でお野菜などが販売されています。



鉄橋資料館もありますが、資料館というより物販所でした。
丁度、鉄橋を列車が通過しました。



道路の反対側には、橋梁の一部がそのまま展示されています。



物販にはまったく興味はありませんのでパスしました。
それよりも鉄橋や周りの景色、きれいな海をいっぱいいっぱい楽しんで、この地を後にします。
次は1駅、豊岡方にある鎧駅に訪問です。