2014年4月5日(土)

宇和島 ◆

きつねうどんは即効性!
身体が楽になった気がしました・・・いや、風邪薬のおかげかな。
なんとか旅を続けられるまでに復活しました。
宇和島駅に戻ると、お目当ての列車がすでに停車していました。
さっき北宇和駅ですれ違った列車が、終点の近永駅で折り返し、再び宇和島駅に戻ってきたのですね。
おかえり。
早速写真撮影です。

まず後ろから。
あれ、これは、新幹線の顔がが描いてあるだけなんですね。




元の車両はキハ32。
単純にラッピングを施しただけの後ろ顔です。



前に回ると!
これだ、新幹線顔



可愛い!可愛い!
新幹線、ちっさ!



こうやって見ると、なんだか新幹線っぽい迫力がありますね。



早速車内に入ってみます。
基本ロングシートなんですが、4席だけ新幹線のシートに似せてつくられたクロスシートがあります。



壁には、鉄道模型の展示。
他の予土線ホビートレインとも同じような作りです。



簡単なテーブルもあります。



記念プレート、カーテン、柱、いろんなところに新幹線デザインが施されています。




床もおしゃれなデザインです。
何かの設計図?



続いて先頭車両の運転台です。
この辺りは普通にワンマン列車な感じですね。



気になる、新幹線の丸鼻の裏っ側。
いったいどうなっているのか興味津々でした。



なるほど、こうなっているのですね。
鼻の部分は網状になっていて線路が見える仕組み。



そしてライトの部分はシールドになっていて、間にあるボックスに透明な赤い板を挟むと赤い光になる仕組みでした。



表に回ったついでに、車番を撮っておきます。
キハ32-3でした。
あとミラーに映ったところも。



そこにレアな特急車両がやってきました。
特急南風とかに使われるJR四国の2000系の特急車両ですが、何か変?
なんとなく物足りない感じがしますが・・・?
よく見ると、ヘッドマークがないし、TSEの文字。
これは2000系試作車で、特急宇和海で使われている車両です。
新幹線顔キハ32と並んでくれました。




TESの前面。
ヘッドマークがないだけで、なんか寂しいですねぇ。



さて、続いて宇和島駅にやってきたのは、海洋堂ホビートレインの恐竜ラッピング。
この車両派の特徴はなんと言っても、ミュージックホーン。
警笛の音が恐竜の鳴き声なんですね。
どんな音かは、先人がyoutubeにアップされていますので、検索してくださいね。



新幹線顔と並んで撮影です。



そうこうしているうちに、車内はファンの方や旅人、地元の方で満席です。
そして列車は予土線を、四万十川沿いに進むのでした。

宇和島 → 窪川 → 高知 ◆

体調がアレなので、車内ではおとなしく景色を見て過ごします。
それほど撮影もしませんでした。
列車は途中の交換駅、江川崎駅に到着です。
この駅では結構長時間停車しました。
せっかくのですので、車外で新鮮な空気でも吸ってリフレッシュです。



ところで、江川崎駅はホームの先端に構内踏切があるので、真正面からこんな撮影ができます。



構内踏切の向うが駅舎。
駅舎には、坪尻駅でもおなじみのラブラブベンチが置かれています。



江川崎駅は小さな駅舎です。



江川崎駅を発車し四万十川沿いを進みます。
四万十川には独特の橋が架かっています。
それがこれ、沈下橋です。
大雨の時は水没し、橋の欄干がないので、流出物に引っかからず、橋が壊れにくい作りになっています。



でも、よく見ると一箇所だけ補修された後がありますよね?
ここ、2014年夏の台風で流出してしまい、その後補修されたものです。



2012年7月に訪問した時の写真です。
実はこの数日前の台風で崩落してしまったのでした。



途中、土佐昭和駅では、まさかのアクシデント。
目の前のトンネルの手前、線路にぎりぎりに倒木が。
運転士さんが走って倒木をどかしていました。
その間に前面の写真を撮りましょう。
ライトが点灯しているところです!



列車は少し遅れて終点の窪川駅に着きました。
ここから土讃線の列車に乗り換えます。
ここまで乗ってきた、キハ32.、ありがとう、楽しい旅だったよ。
寂しげな新幹線顔の列車は、窪川から少ない乗客をのせて、宇和島方面に戻って行きました。




さて、体調も悪いので、ここらで旅を中止にしましょう。
本当ならこの後、1時間ほどの待ち合わせで土讃線の普通列車で高知駅に向かうのですが、特急で高知駅に向かいます。
ちょうど特急あしずり10号高知行きがあり、1時間ほどで高知駅に着きました。
さすが特急、やっぱり早いわ。




予約しているホテルにチェックインし、風邪薬を飲んでこの日は早くに休みました。

2014年4月6日(日)

高知 → 岡山 → 姫路 →大阪 ◆

朝になると、身体がうそのように軽く、「やった治った!」という感じです!
さて、旅を続けよう!
と意気込んで、失敗したのが前日の下灘ですよ・・・ここはおとなしく家に帰ります。
高知は、すごくいい春の陽気で、駅前でご当地B級グルメグランプリが開催していました。
そういえば毎年この時期に高知を旅しています。
そうそう去年は確か、いのししの丸焼きがあったんだっけ・・・!
今年は何を食べようか!!

鹿肉のから揚げにしました!
やっぱりちょっと獣くさいかなぁ・・・でもおいしい!!



特に時間も決めてなかったので、B級グルメグランプリを楽しんだ後、高知駅でお土産でも買いましょう。
その後、ふらっとホームに行くと、いい具合に特急南風岡山行きが入ってきました。
始発なので、自由席でも余裕で座れました。
これで岡山までのんびり土讃線の旅です。



そうそう、この辺りは、4月に水田に水を張ってるんですね。



おなか減ったのでお土産を味見です。



快適な列車の旅、ついうとうとしてしまい、目が覚めると瀬戸大橋。
あっ、もうこんなところまで帰ってきたのですね。



いつもの瀬戸大橋から見える潮流信号所。
今日も「見張励行・VHF聴守」。



今回は本当に風邪にやられました。
訪問予定だった、新改駅、土佐北川駅、坪尻駅が巡れず、残念な旅になりました。
やっぱり、風邪の時は強行せず、家でゆっくり養生した方がいいですね。