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2014年5月1日(木)

井川 → 尾盛 ◆

井川から折り返し千頭行きの列車に乗り、クマが出るといわれる尾盛駅に行きます。
クマなんて、必死にハチミツなめてる、プーさんみたいな感じでしょ?
ムツゴロウさんにゴロニャン甘えてるツキノワグマ、テレビで見たことあるし。
とか、自分に言い聞かせながら、内心ドキドキの私だったりします。

列車は伊川駅と閑蔵駅の間にある、不自然に空いたスペースの横を通ります。
「なんだろう、昔、駅でもあったのかな?」



後に調べると、亀久保信号場跡だそうです。
斜面に奥泉ダムに降りていくモノレールが設置してあるんですが、それ用の信号所かな?
それとも、堂平駅の廃止と同時期に廃止されているので、旧線の関係かな?
目的はよく分かりませんが、信号所跡です。



尾盛駅に着きました。
降りたのはもちろん、私だけです。
他の乗客の視線が私に注目。
あぁぁ、お願いだからそんな目で見ないでぇ・・・
こういうときはホームから離れて、写真撮影のふりしてごまかしてます【笑】



やがて列車は私を残して去っていきました。
途端に、山の中にぽつり一人。
うわっ、何この寂しい感じ・・・
坪尻駅や小和田駅、田本駅なんかとぜんぜん違ったこの感じ。
そんな不思議な感覚を感じながら、尾盛駅散策します。




クマー!!!
ちゃうやん、タヌキの置物やないの、ふと見てびっくりしたわ。
そしてこういう、レトロ感漂う看板がすごくいい感じです。



なんかよく分かりませんが、タヌキのお話の書いた看板があります。
結構小さい文字でびっしり書かれているんですが、一生懸命読んでいる背後にクマとか、そんなオチなしですよ!!




本当にすごいところに駅があります。
尾盛駅は、井川ダム建設のための工事用の駅だったようです。
その為、この駅は外部に繋がる道がありません。
見ての通り、切り開かれた空間いホームと保線小屋があるだけです。
ケータイも圏外なので、非常の時は保線小屋に設置している専用の電話を使ってほしいと張り紙があります。
ここは、列車でしか繋がっていない、外界とまったくさえぎられた駅なのです。

さっきから感じている不思議な感覚は、きっと完全に孤立しているからでしょう。
坪尻駅も田本駅もいざとなったらなんとか脱出できるのでまだ安全な駅ですが、ここはそれができないんです。
ライフラインはこのレールのみ。
山奥でサバイバルされる方は、きっとこの感覚も楽しみなのでしょうね。



パノラマ写真です。

(画像をクリックすると、大きく表示できます。)


大自然の中に一人ぽつんと佇む感じが、すごく落ち着きます。






ホームには先人が残した石が積まれていました。
私も、1つ積んでおきました。



保線小屋の中に駅ノートがありましたので描かせて頂きます。
ハピネスチャージプリキュアの大森ゆうこちゃんこと、キュアハニー(っぽい娘)を描いてみました。
尾盛駅→尾盛→OMORI→大森→大森ゆうこ→キュアハニー→はちみつ→プーさん→熊!
「うん、繋がった、ゆうゆうを描こう!」

(画像をクリックすると、大きく表示されます)



ほんとに列車が来るのかな?とかすごく不安になってしまいます。
大丈夫、ちゃんと時間通りにきました。




尾盛 → 閑蔵 ◆

列車に乗りホット一息つきました。
尾盛のあとは、1駅、井川方にある閑蔵駅に向かいます。
閑蔵駅は駅前に民家が数件あるだけのローカルな駅ですが、奥泉方面行きのバスの発着点の駅でもあります。
終点の井川駅では列車交換ができないので、ここ、閑蔵駅で列車の交換が行われます。
その為、列車間を乗り移る人、バスに乗り換える人で、瞬間にぎやかになる、静と動の駅です。
私が乗ってきた列車は、交換なしで私を降ろすとすぐに井川駅に向けて去っていきました。



閑蔵駅は大きくカーブした特長的なホームです。




線路の向こうは深い森の中。
この雰囲気、すごくいいですね。



GWなのにまだ八重桜が咲いています!
奥大井辺りは、まだ寒いので地元大阪と比べて、ぜんぜん気候がちがうんですね。
まさかお花見ができるとは、ラッキーです!
あぁ、きれいだなぁ。




ちょっと駅前を散歩してみます。
駅を降りてすぐのところに、バス乗り場があります。
このバスが奥泉方面行きのバスです。
駅の裏は森の奥に続く、道があり、道々でシイタケ栽培がされていました。



そこに皇族の列車、井川行きがやってきました。
この駅で少しの間停車して、列車の交換をするようです。



バイクで駅めぐりをされている方と少しお話をして、愛車の写真を撮らせていただきました。
格好いいなぁ・・・惚れるわ。



上下の列車がこの駅で並びます。
そのタイミングに、どっと人が移動します。
列車同士を乗り換える人、バスに乗り換える人など、にぎやかになる瞬間です。



やがて列車は去っていきました。
結局残ったのは、私とバイクで来られた方だけです・・・
再び静寂なローカル駅です。



次の列車までまだ時間がありますので、駅ノートを描かせて頂きます。
「日が傾いてくると肌寒いのよぉ・・・」とか泣き言を言いそうな、こんなキャラが似合うかなぁ・・・・

(イラストをクリックすると大きく表示されます。)



駅ノートを描き終わって、もう一度駅前をぶらり。
あぁっ、シイタケ栽培だ!
すごい、ちゃんと木になってる!!



シイタケで興奮している私の横を、乗る列車が通過したので、あわてて荷物をまとめて列車に乗り込みました。
さようなら、シイタケの閑蔵駅。



閑蔵 → 長島ダム → アプトいちしろ → 奥泉 ◆

閑蔵から列車に来た道を引き返します。
途中、長島ダム駅でアプト式機関車を接続するために、少し停車しました。
アプト式機関車は来るときに見たので、今回は駅から見える景色を楽しみます。



日没前で少しくらいのですが向こうの山に、これから下る線路が見えます。



やがて、アプト式機関車を先頭に急な坂を下ります。



やっぱ、これすごいわ・・・・



列車は坂を下りきったところにある、アプトいちしろ駅に着きました。
今回は後ろのほうに乗ったので、運転台や、アプト式のラックレールの写真を撮ってみます。
ギザギザ、こうなんってるんだぁ。
なんか自転車のギアをまっすぐに伸ばしたような形だなぁ。




やがてアプト式機関車の切り離しが終わり、列車はアプトいちしろ駅を発車しました。
千頭方面に向かって左手に、アプト式機関車とアプトいちしろ駅の駅舎があります。
駅ノートもあるようです。



列車は千頭方に一駅進んだところにある、奥泉駅に着きました。
今夜はこの駅近くの民宿にお世話になります。
駅前には茶畑が広がり、民宿が数件あり、民家もそこそこある、少し大きな駅です。
駅には駅員さんもいらっしゃって、なんとなくほっとする駅です。





駅舎の一部がギャラリーになっていました。
私が乗ってきた列車は最終列車でした、なんて早い終電!



駅員さんと少しお話しました。
「長島ダムのあの放流は毎日やってるんですか?」
そうしたら驚く答えが・・・
「あぁ、あのちょろちょろした放水は毎日ですよ、台風とかの時は上のゲートからどばっと本当の放水をしますよ。」

え〜〜〜〜、あれでチョロチョロですか!
本当の放水ってどんなんだろぉ・・・
と気になったので、井川ダムの放水の動画を見てみました。
まぁ動画ですから、それほど臨場感もないですが、その場にいたら息を呑む迫力でしょう。
明日は絶対に長島ダムに行くぞ!
この時、そう決めました。

駅ノートがあったので描こうと思っていましたが、もう駅を閉めるようなことをおっしゃっていたので、
駅員さんに描かせてもらえないかとお願いすると、快くOKいただきました。

(イラストをクリックすると大きく表示できます。)


奥泉駅の駅員さん、いろいろご好意をいただき、本当にありがとうございました。