2013年4月7日(日)
蓮池町通り(路面電車) → 高知駅(徒歩) → 高知(5864D) → 後免(4236D) → 新改 ◆
ホテルの朝は、ゆっくり目にチェックアウトします。
昨日までの荒天が一転、今日は済んだ青空。
絶好の駅巡り日和です!
昨日の高速バスでもらった、路面電車200円区間の無料券を使うため、路面電車に乗ってみます。
蓮池町通り電停に来ました。
路面電車の時刻を見るまでもなく、すぐにやってきました。
蓮池町通りから高知駅は見えていて、歩くのとさほど変わりありませんでした。
でも、すこし古い昭和の香りのする路面電車に乗れてよかったです。
あっという間に、高知駅に着きました。
JRの高知駅はそれまでぼろぼろの駅舎だったのですが、2008年に高架になり駅前も整備され、生まれ変わりました。
こんな銅像も建ってます。
この日は高知駅前の特設ステージで、土佐のB級グルメを決める食1グランプリが開催されています。
お祭りムードに、私もちょっと参加してみました。
ゆるキャラも応援に駆けつけています!
一通り見て、気になる料理がありましたので、買ってみました。
これすっごくおいしかったです!!
お肉は少し硬かったけど、意外としっかりとしたおいしいお肉でした。
何のお肉かというと、コレです!
イノシシのお肉でした!
店頭ではイノシシの丸焼きをやってます★
イノシシのお肉ですが、もっと獣のような味がするのかなと思っていましたが、意外と臭くないおいしい味でした。
ただ牛肉と比べると、かなり弾力があり硬いお肉ですが、噛めば噛むほど味が出るお肉で、私はこの味は結構好きです。
他にもいろんなお店が出展しており、地元のテレビ局も撮影に来ています。
私、テレビに映ったと思います・・・
旅を続けます。
この日の行程は、高知駅から土讃線を阿波池田方面に向かいます。
途中、ローカル駅の駅巡りを楽しみます。
乗車する列車は土讃線の普通列車ですが、土佐くろしお鉄道ごめんなはり線の車両、しんたろう号です。
この車両、9640系は、
オープンデッキ車両なのです。
残念ながらJR区間(高知から後免)はオープンデッキには出ることができません。
土佐くろしお鉄道ごめんなはり線内だけの設備です。
窓側には収納できるシートがあります。
列車は高知駅を出発し、難読駅名、薊野駅に着きました。
「あぞうの」と読みます。
ここでは列車の行き違いをします。
水田は田植えが終わっています。
水面には青空が映り込み、とてもきれいです!
後免駅に着きました。
この列車はこの先、土佐くろしお鉄道ごめんなはり線に入るので、私はここで下車になります。
停車しているタイミングに、写真撮影です!
後免駅の駅名看板は2種類。
やなせたかし先生デザインの「
ごめん えきお君」の像がホームの隅にあります。
なんかちょっと怖いですよ・・・
すこし時間があるので駅の外に出てみます。
青空がすっごく気持ちいい!!
11時丁度発の阿波池田行きの列車でこの日最初の目的地、新改駅に向かいます。
新改 ◆
11:41、新改駅に到着です。
この駅も坪尻駅同様、スイッチバックの駅になっています。
後免からここまで乗ってきた列車、1000系。
高知・後免方面より、新改駅に頭から突っ込んで停車します。
この先に線路はなく、一旦バックで駅から脱出し、引き上げ線に移動します。
再び進行方向を変えて、本線を走ります。
で、駅に残されたのは私だけでした。
1年以上来ていなかったのですが、駅舎の中にあった木製の長いすがなくなっていて、とてもすっきりしています。
駅前は、いつ来ても何も変わっていません。
駅ノートを描かせていただきました。
(クリックすると大きく表示されます。)
お絵描きしていると写真撮影にこられたお父さんと、後に車で撮影に来られたご夫婦にお会いしました。
お話している間に私もイラストが完成し、写真撮影に出かけました。
しかし、撮ったのがこれだけ・・・
本線とその脇に咲いていた花だけです。
やがて列車の時間になり、新改駅を後にします。
先ほど同様、列車は一旦バックして引き上げ線に入ります。
さっきのお父さん、引き上げ線のすいずんと奥から私の乗っている列車を撮影されていました。
車内から私も撮影し返し、手を振って合図したところ・・・
お父さんも手を振り替えしてくれました!!
新改(4244D) → 土佐北川 ◆
新改駅で3時間ほど滞在し、ローカル感を十分に満喫した後は、この日の2つ目の目的地、土佐北川駅に向かいます。
新改からは25分で到着しました。
この駅も全国的にここだけしかない特殊な駅で、ホームが鉄橋の中にあります。
線路の下には川が見えています。
こんな特殊な駅ですが、列車行き違いのできる駅で数分停まる列車もあります。
一旦駅の外に出ます。
もちろん改札もない無人駅です。
ホームの端にある階段から下に降りると小さな待合室があります。
さらに駅入り口に続く通路があります。
通路からはすっごくきれいな景色が見れます。
今度は鉄橋と平行して川の対岸に渡る通路を進んでみます。
さっき乗ってきた列車が特急の行き違いで、まだ停まっていました。
やがれ特急が通過しました。
「ダダンダダン・・・・」と鉄橋の鳴る、ものすごい音がします。
そして普通列車も去っていきました。
ホームに残されたのはやっぱり私一人。
聞こえるのは川の流れる音だけで、すごく落ち着きます。
シンメトリーだ!
駅ノートがあるので描かせていただきました。
ここの駅ノートはA4番の大きなサイズのノートが設置されています。
(クリックすると大きく表示されます。)
駅ノートも楽しく描かせていただき、川の音を聞きながら、時折列車が通過する爆音も聞きながら、ローカル感を満喫しました。
この後、旅は阿波池田から徳島方面に進みます。